人生において分岐点と言われるタイミングがあります。
勉強で言えば受験、スポーツで言えば大会です。
私が受験生だったころ、センター試験前日に
「明日で人生決まるぞ」
なんて言われました。
たしかにセンター試験は重要な日ですし、
その結果次第で人生は大きく変わります。
しかし、振り返ってみると、もっと大きく人生を変えた瞬間がありました。
それは決意した瞬間です。
なぜ決意した日が人生に大きな影響を与えるのか
今回はそれを紹介したいと思います。
あなたの人生を決めるのはあなた自身
受験や大会の結果でその後の人生は全く別物になります。
それは文字通り変わるだけです。
あなたの人生に本当に大きく変化をもたらすのはそれまでの過程です。
よくわからないと思うので、具体例を見ていきましょう。
例 受験
A大学に入った場合とB大学に入った場合では、
場所も授業も出会う人も違うので、全く異なる人生になります。
ただそれだけのことです。
では、頑張ったけれどB大学に入ることになってしまった場合と、
頑張らずにB大学に入った場合を考えてみましょう。
同じB大学でも、自分自身の心が全く違います。
今まで頑張ってきたあなたなら、
どんな大学でも頑張って何か大きなことを成し遂げられるのではないでしょうか?
あなたの人生を豊かにしてくれるのは大学ですか?
それともずっと頑張ってきたあなた自身ですか?
決意した瞬間から人生は変わる
決意することで自分の行動が変わり、新しい自分を創り出していきます。
例えば、ずっとダラダラした生活をしていても、
「研究者になりたい!」と思って行動した瞬間からあなたは変わりますよね。
あなたが変わったのは自分の受験番号が見つかった瞬間ではありません。
あなたが決心した瞬間です。
決めた瞬間に1歩進んでしまっているのです。
目標の目的を考えよ
夢や目標は誰でもあると思います。
野球選手やパイロット、医者など子供のころの夢や、
第1志望合格や全国優勝といった目標です。
しかし、叶わないのがほとんどです。
だからといって悲観する必要はありません。
考えてほしいのは
目標の目的です。
目標に対して「なぜ?」を繰り返し考えてほしいのです。
例
目標 A大学に合格
なぜ?→ ロボット工学の勉強をしたいから
なぜ?→ ロボットを造りたいから
なぜ?→ ロボットが人の代わりに働いてくれるようにするため
なぜ?→ 世界中の人の自分が好きなことを楽しむ時間を増やしたいから
といったことです。
なぜ?を繰り返した結果があなたが本当にやりたいことです。
大学に入るというのは自分が本当にやりたいことをやるための手段でしかありません。
大学に入れなくても、あなたの本当の目的は実現できます。
大切なのはあなたの本心を知って、それに向かって行動し続けることです。
まとめ
あなたの人生を変えるのはあなた自身
受験や大会でどんな結果が出ようとも関係ありません。
それまでの道のりの中で絶対に成長しているはずです。
何もしなかった自分と、努力を積み重ねてきた自分
同じなわけがありません。
これからの人生で大きな差となって現れてきます。
その分岐点となったのは決意した瞬間なのです。