今回は単位と計算の関係について考えてみましょう
単位は数学だけでなく、理科でも重要なポイントになります
数学や理科の文章題で、式が立てられなくて困っている人いませんか?
ぼくも初めは苦手でした
でも、単位の意味や関係を考えることで、
いろんな種類の問題にも対応できるようになりました
今回紹介するのは、単位の計算をする上で、初めの一歩になります
特に、文章問題が苦手な人は参考にしてください
では本題に入ります
足し算、引き算の単位
上の絵はリンゴの足し算と引き算です
計算できますね
では、次の例です
計算できませんね
リンゴと長さの足し算なんてできないですよね
足し算、引き算は同じ種類のもの同士でしか計算できません
次に、単位に注目してください
リンゴの計算では
個+個=個
となっています
単位は変わりませんね
足し算、引き算では計算しても単位が変わりません
掛け算と割り算
今度はどうでしょうか?
リンゴ同士では掛け算、割り算ができませんが、
速さ、時間、距離では掛け算、割り算ができますね。
掛け算、割り算では種類(性質)の違うもの同士を計算しています
次に、単位を見てみましょう。
km/h × = h = km
km ÷ km/h =h
単位が変わっていますね。
掛け算、割り算では、単位も計算されているのです
まとめ
足し算、引き算と単位の関係
・種類のも同じの同士の計算
・単位は変わらない
掛け算、割り算と単位の関係
・種類(性質)の違うもの同士の計算
・単位も計算される
この点だけ押さえておけばOKです。
文章題で式を立てる時に単位に注目してみてください
それだけで式が立てやすくなりますよ!