連立方程式の解き方の1つ
代入法を紹介します。
代入法という堅苦しい名前がついていますが、
やることは簡単です。
「連立方程式わからない」とか、「代入法わからん」と悩んでいる方は
今回でマスターしましょう!
代入法とは
代入法
一方の式を、もう一方の式に代入することで、文字を消して解く方法
言葉だけではわかりづらいので、具体例を見ていきましょう。
例題1
➁の式を見てください。
yの係数が1ですね。
このように、係数が1の文字が入っている場合は、
代入法が使いやすいです。
では、解いていきましょう。
➁の式を➀の式に代入して、yを消していきます。
ポイントはカッコをつけて代入することです。
➁を➀に代入すると
ここからは1次方程式のように解いていきます。
これでxを求めることができました。
後はyを求めれば終わりです。
先ほど求めたx=1を➁に代入しましょう。
以上で完了です!
例題2
「あれ?さっきと同じじゃん」と思ったかもしれません。
その通りです。
先ほどはyを消して解いたので、今回はxを消して解いていきましょう。
まずは代入しやすいように、
➀の式をx=〇〇の形にします。
xを左辺、それ以外を右辺に持っていきます。
この形にできたら、この式を➁に代入しましょう。
カッコをつけるのを忘れないでください。
ここまでOKですか?
次はyを求めましょう。
yが求まりましたね。
最後にxを求めます。
先ほど求めたy=2を、
初めに➀を変形したx=-2y+5に代入します。
(どの式に代入してもいいのですが、できるだけ計算が簡単な式に代入した方が楽です)
これで完了です!
まとめ
連立方程式の代入法の解き方はマスターできましたか?
代入→文字を消す→1次方程式のように解く
という流れです。
余裕でできるようになるために、何度も繰り返し練習しましょう!
そもそも方程式が解けないという方
1次方程式が解けないと、連立方程式は絶対に解けません。
数学では勇気をもって戻ることも必要です。
わからないまま突き進むよりも、戻ってやり直した方が速いです。
焦らなくてもOK!
土台からコツコツ積み重ねていけば絶対にできるようになります。